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使ったあとの
歯ブラシの管理の仕方tooth brush

使ったあとの歯ブラシの
管理の仕方について

歯ブラシの管理

歯ブラシの消毒は必要?

歯磨きをした後、皆さんは歯ブラシをどのように扱っているでしょうか。念入りに消毒してから保管する人もいれば、水でサッと洗ってコップに立てて置く人など…。歯磨きはしっかりとしているけど、「使用後の歯ブラシの保管の仕方」については特に気にしたことがない、という方も多いかもしれません。

ここでは、歯ブラシの適切な管理方法についてご紹介します。

歯ブラシに付着している
菌の数

歯ブラシの管理

毎日の歯磨きに欠かせない歯ブラシですが、使用後の歯ブラシには1000万〜1億個以上の細菌が付着しているとの報告があります。1億個と聞くと驚かれる方も多いかもしれません。

ただ、そもそも人間の口の中には300~500種類の菌が存在しており、虫歯や歯周病の原因となるプラーク(歯垢)1mg当たりには約10億もの細菌がいるとされていますので、それを考えると歯ブラシに付着している菌の数にも納得がいくと思います。

歯ブラシの保管方法に
関する研究・提言

小児科学

歯ブラシの管理

小児科学雑誌に掲載された「小児が使用する歯ブラシの細菌汚染に関する研究」では、4歳〜12歳まで男児20名と女児25名の計45名を対象とした調査が行われています。

その結果として『乾燥が除菌効果に最も有効であること、さらに歯ブラシ使用後の洗浄は流水下で行い、歯ブラシ専用紫外線滅菌器や歯ブラシ除菌剤の使用も効果的であることが示唆された』とあります。

歯ブラシ販売メーカー

歯ブラシの管理

歯ブラシを販売している大手メーカーからは、歯ブラシの取り扱いに関して:

(1)変色・変形の恐れがあるので塩素系殺菌剤、漂白剤、熱湯、精油は使用しないこと

(2)使用後は流水でハミガキを充分に洗い落とし、水を切って風通しの良いところに立てて置く

との注意喚起がなされています。

アメリカ歯科医師会

歯ブラシの管理

歯ブラシに熱湯をかけたり、食器用洗剤で洗ったりすると歯ブラシを傷めてしまうため推奨しません。

また少なくとも3~4か月に一度、または歯ブラシの先が開いてきた段階で早めに新しいものに交換する必要があると提言されています。

上記のような研究や提言を踏まえると、歯ブラシを清潔に使っていくためには:

使用後は流水でしっかり
洗浄すること
よく乾燥させること
毛先の状態も見ながら定期的に新品に交換すること

やはりこうした基本をしっかりとおさえて管理することが大切なのだと分かりますね。

歯ブラシを清潔に
使うためのポイント

歯ブラシの管理

実際に歯ブラシを保管する際には、以下のポイントも参考にしてみてください。

洗浄:毛先を痛めない・食べ
かすを残さない

歯ブラシを流水で洗う時は、毛を傷めないように優しく指でこするように洗浄し、毛束と毛束の間に食べカスが残っていないかチェックしながらキレイにしましょう。

乾燥:水分をとってよく乾かす

洗浄後はなるべく水分を残さないように水をきり、風通しのよい場所で乾燥させます。ドライヤーの冷風で乾燥させるのも良いでしょう。

保管:歯ブラシ同士の接触を
避ける

まず家族間で歯ブラシを共有しないこと。また歯ブラシを保管する時には、他の人が使用している歯ブラシと接触しないように、なるべく個別に保管した方が良いでしょう。

旅行用の歯ブラシセットについて

ケースやキャップを使用する際には、水分が付着したまま保管しないようにして、なるべく早い期間のうちに新品に取り換えることおすすめし
ます。

より清潔に歯ブラシを
保管したい方に

歯ブラシの洗浄は、基本的には流水による洗浄で充分かと思われますが、それでも菌が気になるという方や、より清潔さを保っていきたいという方には、以下のような除菌方法もあります。

重曹(重炭酸ソーダ)による除菌

歯ブラシの管理

コップに水100ml・重曹小さじ1杯を入れて、これに歯ブラシヘッドを浸けておくことで細菌の数を減らす効果が期待できます。

専用の除菌器や除菌剤

歯ブラシの管理

歯ブラシ専用の紫外線除菌器や、除菌剤も販売されています。除菌器は、磨き終わった歯ブラシをセットし、紫外線によって除菌できる小型の装置です。興味のある方は、こうした専門用品の使用を検討するのも良いでしょう。

歯ブラシ交換の
目安について

1ヶ月に1回の交換が理想的

歯ブラシの管理

歯ブラシも消耗品であるため、清潔かつ効果的なブラッシングをしていくには、適切なタイミングで新しいものに交換する必要があります。交換の目安としては、1ヶ月に1回は新品に交換するのが理想的とされています。

また交換のタイミングは、歯ブラシの汚れ具合や毛先の開き具合によっても変わってくるでしょう。毛先が開いた状態の歯ブラシだと磨き残しが出やすくなり、古い歯ブラシだと歯と歯の間のブラッシング効果は約3割にまで低下するとも言われています。

歯ブラシを後ろから見た時に、ヘッドから毛先がはみ出し始めたら交換のサイン。同じ歯ブラシで1日3回歯みがきをした時に、1ヶ月程度で毛先が開くとされているため、やはり毎月交換するのが理想的と言えるでしょう。

大切なのは、ムリなく
自分に合う方法で
取り入れていくこと

虫歯や歯周病を予防していくためには、自分に必要な予防法を見極めて、自身のライフスタイルに取り入れやすい方法で無理のなく継続していくことが1番大切です。

千里丘駅から徒歩2分の歯医者・あきら歯科では、お一人おひとりに合わせた予防方法をご提案し、お口の健康づくりを親身にサポートしています。

定期検診や歯のクリーニングにも対応しております。また患者様に合うセルフケアグッズなどのご提案もできますので、気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

当院の予防歯科
(定期検診・歯の
クリーニング)について
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