反対咬合とは、下の前歯が、上の前歯よりも前方にあり、噛み合わせが上下逆になっている状態です。
「受け口」や「下顎前突」とも呼ばれます。
その原因は「骨格性」「歯性」「機能性」の3タイプあり、原因別に治療を進める必要があります。
反対咬合は、下顎の成長に悪い影響を及ぼすので早めの治療が推奨されます。
・子どもの矯正はいつから始めたらいいんだろう
・早ければ早いほどいいのだろうか
・矯正治療は長くかかると聞くけど、いつまでかかるの?
小児矯正を検討される保護者様の中には、子どもの歯並びや噛み合わせが気になり、このようなお悩みを抱えて相談に来られる方もいらっしゃいます。
結論から申し上げますと、反対咬合などは早期(4歳頃〜5歳頃)の介入が重要ですが、それ以外の場合は、『小学1・2年生から1年~1年半の短期間』で治療を終わらせて、その後は経過を診ながら、あごの成長に備えるのが基本となります。
矯正を始めるのに最適な時期はお子さんのお口の状態によって異なるため、まずは矯正治療に精通した歯医者さんで診察を受けて現状を把握し、“症状に合わせた時期に、なるべく短期間で矯正を行う”ことが大切です。
(詳しくは下記にて解説しております)
お子さんの矯正治療を開始する時期は、すべての患者様が早ければ早いほど良いというわけではありません。
早く開始した方がメリットが大きい場合と、全部の歯が永久歯に生え変わってから始めた方が良い場合もあります。
また場合によっては、お子さんの顎の成長が止まるまで待つこともあります。
お子さんの矯正の適切な治療開始時期や矯正方法は、それぞれのお口の状態や成長段階によっても異なります。
場合によっては、そもそも現時点では矯正は必要ないというケースもあります。
ただ、矯正が必要かどうか、いつ行うのが適切かといった見極めは個人での判断は難しく、矯正治療に精通した歯科医師による診査診断を受けてみなければ分かりません。
特に切歯の反対咬合の場合は、「4歳~5歳ごろ」から治療を開始することが望ましいとされます。
一度早い段階で歯医者さんに相談しておけば、お子さんのお口の現状を把握し、矯正を始めるタイミングを正しく判断することができます。
当院をはじめ、医院によっては矯正の「初診無料相談・無料カウンセリング」に対応している歯医者さんもあります。ぜひ気軽にご活用いただき、子どもの歯並びやあごの成長に関する悩みや心配ごとなど、一度相談してみてください。
千里丘駅から徒歩2分の歯医者・あきら歯科では、もっと気軽に専門的な矯正を受けていただける環境を整え、地域の皆様の笑顔をサポートしたいと考え、矯正の初診相談を無料で対応しております。
矯正専門の歯科医師も在籍しており、お子さんと保護者の方に寄り添いながら丁寧にご相談に乗っております。
お子さんの歯並びやお口周りのお悩み、矯正にかかる費用や期間を詳しく知りたいという方も、どうぞまずはお気軽にお問い合わせください。
WEB予約 当院について子どもの矯正は大人の矯正治療と異なり、成長段階に応じた矯正治療を実現するために、第1期治療(ファースト)と第2期治療(セカンドフェイズ)に分かれています。
1期治療とは、乳歯から永久歯へと生え変わりつつある時期に行う矯正治療です。年齢でいうと、6~10歳ごろになります。
この時期は保護者や歯科医師の言うことを理解して協力的に矯正歯科治療に取り組んでくれます。
2期治療とは、すべての乳歯が永久歯に生え変わった時期、多くは12歳頃からに行う矯正治療のことをいいます(生え変わり時期にも個人差はあります)。
歯列的には矯正治療に適した状態ですが、学年で言うと思春期にあたり、お口の中が汚れやすく、協力度も低くなるので、高校生で開始することを推奨する場合が多いです。
ただし、こちらはあくまで大まかな矯正時期の目安となります。
冒頭でもご紹介の通り、実際はお子さんのお口の状態や歯並びの症状によっても最適なタイミングは異なるため、注意が必要です。
お子さんの歯並びの症状によっては、その時期に始めないと治療が難しくなるケースもあります。
以下、代表的な症状を例にあげてご紹介します。
⚪︎4〜5歳頃から始めるのが最適です。
反対咬合とは、下の前歯が、上の前歯よりも前方にあり、噛み合わせが上下逆になっている状態です。
「受け口」や「下顎前突」とも呼ばれます。
その原因は「骨格性」「歯性」「機能性」の3タイプあり、原因別に治療を進める必要があります。
反対咬合は、下顎の成長に悪い影響を及ぼすので早めの治療が推奨されます。
⚪︎6歳頃から始めるのが最適です。
上の前歯が下の前歯よりも前に出ている状態です。
出っ歯(上顎前突)は前歯が乾燥しやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まる恐れがあります。
出っ歯になる原因は、上顎の成長不足や、下顎自体が後ろにあるケースに加え、口呼吸・指しゃぶり・舌癖によるものなどさまざまです。
叢生(そうせい)とは、顎と歯の大きさがアンバランスになっていることで、歯並びがガタガタ・デコボコしている状態のことです。
主な原因として、顎が小さいことで歯が生えるスペースが不足していることが考えられます。
開咬とは、奥歯を自然に噛んだ時、前歯の上下の間にすき間がある状態のことです。
原因として、幼少期の指しゃぶりや舌癖による場合と、遺伝的な要因によるものとが考えられます
⚪︎診断のうえ、すぐに矯正は不要なことも。
骨格上の問題もなく「歯が少し重なっているだけ」といった場合は、経過観察をして早急な矯正は不要というケースもあります。
症状の見極めや正確な判断は個人では難しいものですので、矯正歯科医のもときちんと診査診断を受けることが大切です。
お子さんの年齢や成長段階、お口の状態によっても異なりますが、当院では基本的に「1期治療で1~1年半程度」、「2期治療で1~2年程度」の短期間での矯正治療を目指しご提供しています。
お子さんと親御さんの負担を軽減するためにも、矯正専門の歯科医と連携し、なるべく短い期間で効率的な矯正治療を行なっております。
成長を終えた後の成人の場合、顎の幅やバランスなどは外科的な処置を加えないかぎり基本的には変化させることができませんが、成長途中の小児期であれば、成長をコントロールすることで顎の幅やバランスを整えることが可能です。
将来的な永久歯の抜歯や、外科的な手術を避けられる可能性が高まるので、お子さんが大人になってからの負担を軽減することにつながります。
小児矯正でお口の土台を整えておくことで、永久⻭列になってから行う成人矯正治療が簡単になることが多く、期間も短く済むことが期待できます。状態によっては大人になってからの矯正治療を行わなくても済む場合もあります。
小児矯正によって正しい歯並びに整え、舌の動きや口周りの筋肉の動きを改善することで鼻の通りが良くなることや、発音の改善が期待できます。
口呼吸の解消によって、虫歯や風邪などの予防にもつながります。
唇をかむ、指しゃぶり、歯を舌で押すなどの癖は、歯並びや成長に悪影響を与えることがあります。これらの癖を改善することで正しい成長に導くことが期待できます。
最近は、早いうちから歯並びや表情の見た目を気にする子どもたちが増えているように感じます。小児矯正によって健康的でキレイな歯並びを整えてあげることは、大切なお子さんへのかけがえのないギフトになると考えております。
小児矯正治療は、本人ではなく保護者の方のご希望から治療をスタートするのがほとんどです。そのため、いざ治療となっても本人が装置を嫌がったり、勝手に外してしまったりするケースも少なくありません。
そのため、小児矯正は子どもの気持ちを汲み取った治療と、ご家族の応援や協力がポイントとなります。
矯正治療中は装置によって普段よりも歯みがきがしづらくなり、これにより虫歯の発生リスクも高くなります。
治療中は普段以上にケアを徹底し、保護者による仕上げ磨きもしっかり行いましょう。定期通院の際、医院としても予防ケアのサポートをしてまいります。
子どもの矯正治療は顎の成長を予測し、コントロールしながら治療を進めていきます。しかし、その成長がいつも予想通りになるとは限りません。
想定よりも顎が大きくなったり、予定よりも早く顎の成長が止まってしまうこともあります。こうした場合、大人になってから再治療が必要になることもあることをご理解ください。
ただし、小児矯正を行なっておくことで、大人になってからの矯正治療は比較的簡単な治療で済むケースが多いでしょう。
上記でもご紹介の通り、小児矯正(子どもの歯科矯正)には様々なメリットが挙げられる中、世間では「やらなきゃ良かった」など、小児矯正で失敗・後悔したという声も見受けられます。
小児矯正でよくある失敗・後悔する主な理由についてご紹介します。
治療を何年も継続しているにも関わらず、最初の状態から全く変化していないケースです。
通院を続けても初期状態から改善の変化が見られない場合、治療のタイミングや内容そのものが不適切であることが考えられます。
治療期間が長引くと、お子さんにとっても保護者の方にとっても負担が大きくなってしまいます。
何年も治療を続けているのに、一向に改善の兆しが見られない場合は注意が必要です。
歯科矯正では、歯を動かすためのスペースを確保するために抜歯を行う場合がありますが、必要のない抜歯をされてしまったケースもあるようです。
本当に必要な抜歯矯正には、明確な理由と相応の有効性があります。 事前に適切な理由や説明もなく、お子さんの大切な歯を抜かれてしまうことのないよう、“抜歯が必要”と言われた際は納得できるまできちんと理由や内容を確認することが大切です。
矯正の後戻りとは、矯正で動かした歯が元の位置に戻ろうとする現象です。後戻りを防ぐために、矯正後は保定装置を用いて歯を安定させる保定期間が必要です。
特に成長期にあるお子さんは大人と比べて後戻りが進みやすい傾向にあります。矯正後の正しい保定やメインテナンスを怠ってしまうと、せっかくの矯正治療が無駄になってしまうため、担当医の指導に沿ってきちんと保定完了まで受けきることが重要です。
小児矯正は子どもの成長期に治療を行い、歯や顎の形成を促すことでより良い結果を得ることができます。
矯正治療に精通した歯科医師であれば、お子さんの成長段階に合わせた最適な治療時期と矯正方法を判断することが可能です。また、不適切なタイミングで治療を開始するリスクを避けることができます。
近年はインターネットで手軽に情報が分かるようになりましたが、やはりお子さんの大切な歯と健康に深く関わることですので、小児矯正を検討される際は、一度遠慮なくカウンセリングに足を運んでみることをおすすめします。
当院のように『矯正の初診相談・初診カウンセリングを無料』で対応している歯医者さんもあります。まずは話を聞くだけでも構いませんので、お気軽にご活用ください。
WEB予約日本矯正歯科学会より認定を受けた専門の矯正医も当院には在籍しており、お子さんのお口の状態を的確に診査・診断し、ご負担に配慮した最適な矯正プランをご提案しております。
一人ひとりのお子さんに合わせて適切なタイミングに、なるべく短期間で治療を済ませ、矯正によるお子さまのストレスや親御さんへの負担を軽減できるよう努めております。 そして、治療をして終わりではなく、地域のお子さんの健やかな成長を親御さんと一緒に支えていけるよう、治療後のサポートにも力を注いでおります。
千里丘駅から徒歩2分の歯医者・あきら歯科では、お子さんの年齢や成長段階、お口の状態に合わせた小児矯正、虫歯予防ケアや生活習慣などのアドバイスもしております。
バリアフリーやキッズコーナーなど様々な設備も整え、ご家族みなさんで通いやすい医院づくりにも力を入れておりますので、ぜひお気軽にご相談いただきたいと思います。
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